肘折温泉

肘折温泉の発見は、今から約千二百年ほど前、大同二年(807)平城天皇の時代とされ、第百代後小松天皇の御代明徳二年(1391)の正月二日に、初めて温泉場として開業しました。発見にまつわる伝説も興味深く、“昔、豊後の国(大分県)からきた源翁という老人が山中で道に迷い途方にくれていたところ、後光きらめく老僧に出会った。”というようなことがらが縁起書に記されています。この老僧こそが地蔵権現であり、かつて肘を折って苦しんでいたときに、この湯につかったところたちまち傷が治った、と語り、世上に湯の効能を伝えるべく翁にいい渡したとされています。以後、肘折温泉は近郷の農山村の人々が農作業の疲れを癒す温泉場として、また骨折や傷に有効な湯治場としてにぎわってきました。
また、老僧が住んでいた洞窟は“地蔵倉”と呼ばれるようになり、今では縁結びの神として参詣が絶えません。
肘折温泉名物の朝市では、気さくなおばちゃんたちが自分で作ったもの、畑で採れたものを旅館の軒先で直接売ってくれる、全国でも珍しい市です。

泉質:塩化物・炭酸水素塩泉
泉温:66度
効能:創傷・火傷・皮膚病

アクセス

・JR新庄駅→バス55分
・山形道山形北IC→75km95分
肘折温泉の地図


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