●金山町の概要

山形県北東部、最上郡北東端の町。戦国期は小城下町として発展し、羽州街道の宿場町として重要な役割をはたした。新庄藩の藩政時代からスギの大産地であり、金山スギは秋田スギとならぶ高品質の木材として高く評価されている。また、林業に関連して建築材生産や住宅産業も盛んである。全国でも早くから景観施策にとりくみ、金山スギを生かした切妻屋根に白壁、スギの下見板からなる金山住宅を普及させるなど、風景と街並みの調和をめざす「街並み景観づくり百年運動」は各方面から注目をあつめている。1982年(昭和57)地方公共団体ではじめて情報公開をおこない、全国に町名が知れわたった。修験道の山として信仰をあつめた神室山は栗駒国定公園の一部に指定され、一帯には学術的にも貴重なブナの原生林が広がっている。1878年(明治11)イギリス旅行家イザベラ・バードが町をおとずれ、風景を称賛して「日本奥地紀行」にしるした。市街にはバードの記念碑がたつ。

金山町の特徴

美しい景観形成に取り組み、全国から注目を浴びている金山の町づくり 。


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