●大石田町の概要

山形県中東部、北村山郡の町。近世は最上川水運の重要な中継河港として繁栄し、一時は大石田河岸が最上川船の統制と差配を独占してうけおっていた。うつくしい最上川の風景は古くから文人にこのまれ、正岡子規や斎藤茂吉などが来訪した。松尾芭蕉はこの地に3日間滞在し、「五月雨をあつめてすずし最上川」(「おくのほそ道」収録の際、「あつめてはやし」に変更)とよんでいる。衰退した最上川水運が観光舟下りとして復活し、乗船寺には京仏師の作といわれる約2mの釈迦涅槃像があるほか、宮大工の技法ものこり、水運を通じてもちこまれた京文化がつたえられている。

大石田そば街道

町の平野部と山間部を中心に、味自慢の手打ちそば屋が軒を連ね、大石田そば街道を形成しています。休日ともなれば、県内外からの家族連れなど、多くの人たちが大石田ならではのそばを求めて足を運びます。


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