●新庄市の概要

山形県北東部、新庄盆地にある都市。南西端を最上川がながれる。最上地方の中心都市で、県内有数の多雪地域である。江戸中期の農民住居で国指定重要文化財の旧矢作家(やはぎけ)住宅がある。21台の山車がくりだす夏の新庄まつり、雪合戦をおこなう新庄雪まつり、最上川カヌーマラソンなどがおこなわれている。戦国期、最上氏の家臣の日野将監(しょうげん)が居館をかまえ、江戸初期の最上氏改易後は、新庄藩戸沢氏の城下町としてさかえた。城下の大部分は1868年(明治元)の戊辰戦争で焼失した。廃藩置県により一時新庄県となるが、71年に山形県に合併した。

新庄まつり

新庄まつり新庄市は、新庄藩6万8千2百石の城下町である。5代「まさのぶ」の時世、冷害による大凶作に見舞われた。沈みがちな領民の士気を高め、五穀豊穣を祈願するために、「新祭」を行うよう命じたのが始まりである。現在は、「新庄まつり」という名称で、毎年8月24日から26日までの3日間にわたって開催され、東北有数の祭りとして脚光を浴びている。

旧矢作家住宅

旧矢作家住宅江戸時代中期に建築されたと准定されています。最上地方に一般的な「まや中門(片中門)造り」の中農住宅で、この地方の農家住宅の構造をみられる貴重な建物。毎年2月にはここで民話まつりが開催される。


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