●白鷹町の概要

山形県南部、西置賜郡(にしおきたまぐん)北部の町。昭和初期までは養蚕の町として栄えたが、養蚕農家の激減により桑畑の大部分が姿をけした。300年以上の伝統がある白鷹紬(つむぎ)は米沢藩主上杉鷹山の奨励によって盛んになり、最上川水運をもちいて京都まではこばれ珍重された。同じく鷹山がすすめた深山和紙(みやまわし)は米沢藩の御用紙として発展、コウゾだけをつかうため純白で、書き付けや障子紙として利用された。
歴史をしのばせる旧跡も多く、観音寺観音堂(深山観音堂)は平泉文化の名残をつたえる建築様式で国の重要文化財。瑞竜院は伊達氏ゆかりの勅願所で、称名寺には江戸初期に町であつく信仰されていたキリスト教の遺物がのこる。また、最上川には大規模な梁場(やなば)があり、アユの料理が人気をよんでいる。

あゆ茶屋

鮎町が誇る観光の名所、ヤナ公園は、最上川にかかる東洋一の規模を有する簗を備えている。そのヤナ場そばの「あゆ茶屋」では、素焼、塩焼、田楽、フライ、生造り、鮎酒等が楽しめます。


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