●高畠町の概要

山形県の南東端、東置賜(ひがしおきたま)郡の町。北の南陽市につづく泥炭湿原の大谷地(おおやち)の東部山地には、断層活動や風化浸食でできた数多くの小洞窟や岩陰が点在し、縄文時代以来、住居、墓地などに利用されてきた。20におよぶ洞窟遺跡や岩陰遺跡のうち日向(ひなた)、火箱岩(ひばこいわ)、大立(おおだち)、一ノ沢は国の史跡となっている。山麓の縁辺には古墳時代の小円墳群もみられる。亀岡地区にある真言宗別格本山の大聖寺は亀岡文殊堂と通称され、807年(大同2)法相宗の僧、徳一の開山とつたえる。日本三文殊のひとつとして知られ、近県からも文殊講をつくって参詣する人が多い。安久津八幡神社は置賜地方唯一の三重塔をもつ神社で、源義家が鶴岡八幡宮の分霊を勧請したという。中世には、のちに仙台にうつる伊達氏が高畠城を本拠にこの地を支配した。近世は上杉氏領から幕府領、1767年(明和4)からは織田氏が高畠藩をたて1830年(天保元)まで高畠城に居城した。

高畠ワイン

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