●鶴岡市の概要

2005年10月1日に、旧鶴岡市旧藤島町旧羽黒町旧櫛引町旧朝日村旧温海町が合併し、新鶴岡市が誕生しました。

山形県西部、庄内地方南部の市。西に日本海をのぞみ、北は酒田市、南は新潟県と接する。庄内藩の城下町で、東に山岳信仰の霊山・出羽三山(羽黒山・湯殿山・月山)がそびえる。1603年(慶長8)最上義光(よしあき)によって大宝寺城が鶴岡城(つるがおかじょう)と改名されたことにより、地名も鶴ヶ岡と改められ、明治期以降は鶴岡となった。22年(元和8)に信州松代藩主の酒井忠勝がこの地に移封され、以後250年に渡り、酒井氏が庄内藩14万石を統治、庄内藩の城下町として栄えた。
庄内三楽郷湯の浜温泉湯田川温泉や庄内海岸屈指の景勝地にある由良温泉、また、温海川沿いの温海温泉は庄内三湯といわれる名湯であり、これら温泉にも恵まれている。

湯の浜温泉

湯野浜の夕日鶴岡市にある湯野浜温泉は日本海に面し、波の音と松風の聞こえる海浜の温泉郷として有名。
天喜年間(1053~1058頃)に付近の漁夫が海辺で亀が温浴しているのを見て発見した故事に由来し、元の名は亀の湯とされていました。
東山温泉、上の山温泉と並び奥羽三楽郷の一つです。

羽黒山五重塔

羽黒山五重塔昭和41年に国宝に指定されました。
羽黒山参道「一の坂」登り口の杉並木の中にあります。東北では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えらています。
近くには、樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉「爺杉」があります。

黒川能

黒川能は、この黒川の鎮守、春日神社の神事能として、500年ものあいだ守り伝えられてきました。
黒川能は、世阿弥が大成した後の猿楽能の流れを汲み、その意味では現存の五流と同系ですが、いずれの流儀にも属さずに独自の伝承を続け、独特の形と中央ではすでに滅びてしまった古い演目や演式を数多く残しています。

鶴岡公園

鶴岡公園酒井歴代藩主の居城跡で、旧濠と樹齢数百年の老杉がいにしえの風格を伝えています。本丸跡の荘内神社、洋風建築の秀作大宝館をはじめ高山樗牛胸像、文学碑等みどころが多い。 園内の桜並木は五百本に及び、日本桜名所百選に選ばれ春には近郷の人々の花見の宴でにぎわう。

藤沢周平

藤沢周平案内標柱鶴岡市出身の直木賞作家・藤沢周平(ふじさわ・しゅうへい)は、流れるような文体と爽やかな読後感で、今なお多くの人々の共感をよぶ 時代小説の第一人者。氏の作品の題材には、鶴岡の風景や食べ物などが数多く登場し、その原風景を求めて全国から多くの人が訪れる。こうした原風景の道しるべとして、市内18か所に案内標柱(案内板)が設置されている。


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