●大蔵村の概要

山形県中部、最上郡(もがみぐん)南端の村。村名は中世からの領主であった清水氏の7代目清水大蔵大輔義親(しみずおおくらだいゆうよしちか)の名前からとった。稲作を主に、畜産や畑作、花卉栽培(かきさいばい)などの農業がなされ、国有林が大部分を占める山林地帯では、木材の産出のほか、シイタケ栽培や山菜採りが行われる。肘折温泉は807年(大同2)の発見とつたわる古湯で、古くから農閑期の村民の休息の場として、また出羽三山信仰の登山口としてにぎわいをみせた。療養効果の高い国民保健温泉地に指定され、温泉街の朝市や名産品の肘折こけしも名高い。

肘折温泉

肘折温泉の発見は、今から約千二百年ほど前、大同二年(807)平城天皇の時代とされ、第百代後小松天皇の御代明徳二年(1391)の正月二日に、初めて温泉場として開業しました。


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