山形県北部、最上郡北端の町。南をのぞく三方に標高600~1000m級の山地がそびえ、新庄盆地の北部に位置する。積雪期間が12月中旬から4月上旬の長期にわたる豪雪地帯である。中世は鮭延(さけのべ)氏の城下町、江戸時代以降は新庄藩と秋田藩の境をなす羽州街道の宿場町であった。主要産業である農業は、川沿いの平地で稲作がおこなわれるほか、リンゴなどの果樹栽培、畜産も盛ん。山間ではウルシの植栽がすすめられ、町立うるしセンターでは良質のウルシをつかった真室川漆器がつくられている。真室川公園は約400本のウメが植えられた花の名所で、毎年梅まつりが催される。祭で使われるのは全国的にも知られる「真室川音頭」である。